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ブレーキフルードは、ブレーキペダルを踏み込んだ際に発生した踏力を 油圧としてブレーキキャリパーへ伝えているオイルです。
ブレーキペダルを踏むと、そのピストン運動がブレーキラインに充填されているブレーキフルードの油圧が上がります。
ブレーキラインは密閉されているため、油圧がそのままブレーキキャリパーのピストンに掛かり、そのピストンが押されることによってブレーキパッドをブレーキローターへ押し付けています。
ブレーキフルードは吸湿性が高く、劣化をすると水分を多く含んでしまいます。
そうすると、ブレーキフルード自体の沸点が下がることにより、「ベーパロック現象」を引き起こしやすくなります。
「ベーパロック現象」とは、ブレーキフルードがブレーキパッドからの伝熱により高温になり ブレーキフルードが沸騰してしまうことにより、本来はブレーキフルードで密閉されたブレーキラインに空気が入り ブレーキペダルに発生した踏力を、油圧としてブレーキキャリパーへ十分に伝えることができなくなるため 制動力が著しく低下し、最悪の場合ブレーキが効かなくなってしまうことがございます。
定期交換の時期目安として、通常2年毎 車検と同時に交換をおすすめしております。
また、サーキット走行をされる方は、ブレーキフルードが高温になる機会も多い為、劣化も早く進みます。
そのため、サーキット走行の頻度や走行距離により、適切な交換時期をご提案させていただきます。
ブレーキフルードにも種類があり、それによって沸点や吸湿性にも違いがございます。
TEZZO BASEレース&サービスでは、街乗り重視の方向けには、UnilOpal DOT4をサーキット走行される方へは、当店デモカーでもテストを行い、レースなどでも使用しているUnilOpal DOT5.1をおすすめしております。
それぞれ、適切なブレーキフルードをご提案させていただきます。
こんな方におすすめ
「前回交換した時期が分からない」
「もうすぐ車検を迎える」
「サーキット走行をよくする」