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エンジンの燃焼は「良い混合気・良い圧縮・良い点火」の三要素によって成り立っています。その内の1つでも欠ければ良い燃焼とはなりません。
そんな3大要素の1つ、点火装置であるスパークプラグを見直しましょう。
スパークプラグ自体は小さな部品ですが、碍子や導体及び複数の電極など、いくつもの構成部品により成り立っています。
中心電極と接地電極に、点火装置で作られた高電圧が加わることで、電極間に放電され
電気火花を発生させます。この電気火花により、ガソリンと空気が混ざり合った混合気へ点火し
爆発させることでピストンの上下運動の力としています。
よって、電極には何万ボルトという高電圧による火花が発生しています。
エンジンは一分間に何千回転という回数でまわっています。4ストロークエンジンのスパークプラグも
常用回転の3000rpmでは単純計算で、一分間に750回も点火をしていることになります。
高電圧が何度も何度も放電される上、燃焼室内の高温にさらされているわけですから
消耗や酸化などでスパークプラグは劣化していきます。
消耗と劣化が進み、電気火花の威力が弱くなると、エンジン状態に不具合が発生します。
不具合初期の状態では、吹け上がりが悪くなって加速が鈍くなったり、アイドリング回転が不安定になったりします。
最悪の場合、点火が出来なくなるとエンジン始動不可となる場合がございます。
フィアット500ツインエアなどの2気筒エンジンは、スパークプラグ一本の点火回数が多く、特に劣化しやすくなっています。
エンジンの吹け上がりなどに違和感を感じたら、プラグ交換をおすすめします。
こんな方におすすめ
「エンジンの吹け上がりが悪い」
「加速が鈍くなってきた」
「車を購入してから一度もスパークプラグを交換していない」
「アイドリングのエンジン回転が不安定だ」
「前回交換から2万キロ〜3万キロほど走行している」
「※お取付パーツお持ち込みの場合、表記の工賃よりも割増しになります。また、お持ち込みいただいたパーツがお取付できなかった場合でも作業にかかった時間工賃が掛かります。」